全電子混合基底法による窒化チタンクラスターの安定構造計算

All-Electron Mixed-Basis Calculation to Optimize Structures of Titanium Nitride Clusters

(株)コーデック ○ベイ栄造 長内弘喜 横浜国大工 大野かおる 東北大金研 Marcel Sluiter 川添良幸

【目的】第一原理分子動力学法は、原理的には一切のパラメータを用いずに有限温度でのあらゆる分子やクラスターの安定性・反応性などを動的に記述できるものとして、大きく期待されている。我々は独自に開発中の波動関数を数値的原子軌道関数と平面波の重ね合わせで表す全電子混合基底法を適用し、窒化チタンクラスターの安定構造を計算することを目的とした。

【方法】一辺0.9nmの単位胞、平面波数 9171、カットオフエネルギー 313.8eVの条件で、局所密度近似を用いて窒化チタンクラスターの構造最適化計算をおこなった。

【結果考察】Fig.1に、計算で得られたTiNとTiN2の安定構造を示す。 ここで、TiNの原子間距離は0.157nm、TiN2の原子間距離はTi-N間が0.174/0.182nm、N-N間が0.140nmであった。
 より大きなクラスターについては当日報告する。


Fig.1 TiNとTiN2の安定構造


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